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毎日使うマウスパッドは、手垢やホコリで想像以上に汚れています。その汚れは、マウスの滑りを悪くするだけでなく、雑菌の温床となり不衛生です。
しかし、素材を気にせず水洗いすると、かえってマウスパッドを傷めてしまうことも。そんなマウスパッドですが、
・マウスパッドが汚れる原因は?
・注意するべきポイントは?
・マウスパッドを掃除する上でおすすめの製品はある?
と言う疑問を持つ方に向けて、今回はマウスパッドの掃除方法を分かりやすく紹介しています。また、マウスパッドが汚れる原因や放置すると起こる現象まで記載していますので興味がある方はぜひお読みください。
この記事の監修は

- 元某有名掃除会社8年勤務
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元某有名掃除会社8年勤務
プロの掃除人が教える!日々の生活に使える掃除や収納のライフハックを発信しています。ぜひ参考にしてください!
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マウスパッドが汚れる原因・放置すると起こる症状

毎日触れるマウスパッドは、見た目以上に汚れが蓄積しやすい場所です。手汗や皮脂、食べこぼし、ホコリなどが日常的に付着することで、知らないうちに不衛生な状態になり、様々なトラブルを引き起こします。
マウスパッドが汚れてしまう根本的な原因と、放置することでどのような症状が現れるのかを詳しく解説します。
マウスの滑りが悪くなる

マウスパッドに付着した手垢やホコリは、マウスのセンサーの読み取り精度を低下させます。特に、レーザーや光学式のマウスは、光を反射させて動きを読み取るため、表面のわずかな凹凸や汚れが操作感に大きな影響を与えます。
ゲーミングマウスパッドの場合、このわずかな滑りの悪化がゲームの勝敗を左右することもあるため、常にクリーンな状態を保つことが求められます。
不衛生な状態になる

マウスパッドは、手や机に付着した雑菌の温床になりがちです。一日中触れているマウスパッドには、汗や皮脂が付着し、雑菌が繁殖しやすい環境が整ってしまいます。
これにより、不快な臭いの原因となるだけでなく、アレルギー体質の方や敏感肌の方にとっては、肌荒れなどの健康リスクも無視できません。
特に、布製のマウスパッドは繊維の奥にまで汚れが入り込みやすいため、定期的なお手入れを怠ると、目には見えない細菌やカビが大量に繁殖している可能性があります。
見た目が悪くなる
汚れたマウスパッドは、作業環境全体の美観を損ないます。特に、淡い色のマウスパッドや布製のものは、手垢やホコリ、食べこぼしなどが目立ちやすく、清潔感が失われてしまいます。
せっかくおしゃれなデスク周りを整えていても、マウスパッドが汚れているだけで一気に生活感がにじみ出てしまいます。
【素材別】マウスパッドの正しい掃除方法

マウスパッドの掃除方法は、その素材によって最適な方法が異なります。誤った方法で掃除してしまうと、マウスパッドの劣化を早めたり、機能を損なったりする恐れがあります。
布製、プラスチック・樹脂製、金属・ガラス製という主要な3つの素材に分けて、それぞれに合った正しい掃除方法を詳しく解説します。
布製マウスパッドの掃除方法

ゲーマーにも愛用者の多い布製マウスパッドは、手触りが良く滑りやすい反面、汗やホコリを吸い込みやすいのが特徴です。ここでは、マウスパッドを傷めず、清潔に保つための具体的な掃除手順を4つのステップに分けて解説します。
・中性洗剤
・やわらかいスポンジ
・タオル
・洗面器やバケツ
・スライム【あれば】
【ステップ1】お湯に浸す
洗面器に30〜40℃のぬるま湯を張り、中性洗剤を少量入れます。マウスパッドを浸し、スポンジで優しくなでるように洗います。汚れがひどい部分は軽く叩くようにしてください。
泡が出なくなるまでしっかりすすぎましょう。
【ステップ2】水気を取る
乾いたタオルでマウスパッドを挟み、上から軽く押して水分を吸い取ります。マウスパッドは絶対に絞らないでください。
【ステップ3】乾燥
風通しの良い日陰で、完全に乾くまで平らな状態で干します。カビの原因になるため、生乾きでの使用はNGです。
プラスチック・樹脂製マウスパッドの掃除方法

プラスチック・樹脂製マウスパッドは、表面が硬く汚れが染み込みにくいため、手入れが非常に簡単です。普段のお手入れと、汚れがひどい場合の対処法をご紹介します。
・中性洗剤
・柔らかい布
・タオル
【ステップ1】薄めた中性洗剤を使う
洗面器やコップに少量の水を入れ、衣類用などの中性洗剤を数滴垂らしてよく混ぜます。直接洗剤をマウスパッドにつけると、変色や劣化の原因となるため、必ず薄めてください。
【ステップ2】洗剤を拭き取る
柔らかい布(マイクロファイバークロスが最適)を薄めた洗剤に浸し、固く絞ります。
【ステップ3】仕上げの乾拭き
マウスパッドの汚れている部分を、布で優しく拭き取ります。力を入れてゴシゴシ擦ると、表面に傷がつく可能性があるので注意しましょう。
金属・ガラス製マウスパッドの掃除方法

金属やガラス製のマウスパッドは、最も汚れがつきにくく、手入れが簡単なのが特徴です。普段のお手入れは、マイクロファイバークロスなどの柔らかい布で乾拭きするだけで、手垢やホコリをきれいに落とすことができます。
マウスパッドを掃除する上でプロがおすすめするグッズ

マウスパッドを効率的かつ効果的に掃除するためには、専用のクリーニンググッズを活用することも一つの手です。市販されている様々な清掃アイテムの中から、プロの視点でおすすめできるアイテムをいくつかご紹介します。
また、下記で紹介しているグッズは、キーボードやモニターなどにも応用できるものとなっていますので、デスク周り全体の掃除がしたい方にも必見の商品です。

VICHYIE 20 in 1多用途クリーニングツール
この多用途クリーニングツールは、マウスパッドだけでなく、キーボード、スマートフォン、イヤホンなど、様々なガジェットの掃除に対応しています。特に、キーキャップを外すためのツールや、細かい隙間に入り込んだホコリを取り除くブラシなど、PC周りの掃除に必要なツールが20種類もセットになっているため、これ一つでデスク周り全体をきれいに保つことができます。
マウスパッドクリーナー、エレクトロニクスクリーナー
マウスパッド専用のクリーナーや、エレクトロニクス用のクリーナーは、マウスパッドに付着した頑固な汚れや油分を効果的に除去してくれます。これらのクリーナーは、布製マウスパッドの繊維に染み込んだ汚れを浮き上がらせる効果が高く、手洗いだけでは落としきれない汚れもきれいに落とすことができます。また、速乾性のものが多いので、掃除後の乾燥時間を短縮できるというメリットもあります。
マウスパッドを掃除する上での注意点

マウスパッドの掃除は、方法を間違えるとマウスパッドの寿命を縮めてしまう可能性があります。せっかくきれいにしようと思って行った掃除が、かえってマウスパッドを傷つけてしまっては本末転倒です。
掃除を行う際に絶対に避けるべきNG行為を3つご紹介します。これらの注意点を守ることで、常に清潔な状態を維持することができます。掃除を始める前に、ぜひ一度確認してみてください。
水洗いは極力避けよう
布製マウスパッド以外の素材は、基本的に水洗いを避けましょう。特に、裏面に滑り止めのゴム素材が貼られている場合、水洗いすることで接着剤が剥がれてしまったり、素材が劣化したりする可能性があります。
布製マウスパッドの場合でも、洗濯機での洗濯は推奨できません。洗濯機の強い回転力は、マウスパッドの形状を歪ませたり、表面の繊維を傷つけたりする原因となります。
強く洗うのは禁止
汚れを落としたい一心で、マウスパッドをゴシゴシと強く洗うのはNGです。布製のマウスパッドは、強く擦ると繊維が毛羽立ってしまい、マウスの滑りが悪くなる原因となります。
また、プラスチックや金属、ガラス製のマウスパッドも、硬いスポンジやブラシで強く擦ると表面に傷がついてしまう可能性があります。
直接熱風を当てない
マウスパッドを早く乾かしたいからといって、ドライヤーの熱風を直接当てるのは絶対にやめましょう。特に布製マウスパッドや裏面にゴムが使用されているマウスパッドは、熱によって素材が変形したり、変色したりするリスクがあります。
また、接着剤が剥がれてマウスパッドが波打ってしまう原因にもなります。乾燥させる際は、風通しの良い日陰で自然乾燥させるのが最も安全です。
マウスパッドを長持ちさせるための掃除以外の工夫

マウスパッドを常に清潔な状態に保ち、長持ちさせるためには、掃除をすることに加えて、日頃のちょっとした工夫も大切です。汚れが付着する根本的な原因を減らすことで、掃除の頻度を減らすことができ、マウスパッドの劣化を防ぐことにもつながります。
掃除以外の面でマウスパッドをきれいに保つための実践的な方法をいくつかご紹介します。これらの工夫を取り入れることで、より快適で清潔なPC環境を維持しましょう。
手や机を清潔に保つ
マウスパッドが汚れる最大の原因は、手から出る皮脂や汗、机に付着したホコリです。そのため、こまめに手を洗ったり、デスクを拭いたりすることで、マウスパッドへの汚れの付着を大幅に減らすことができます。
特に食事をしながらPCを使うことが多い方は、食べかすがマウスパッドに付着しないように注意が必要です。
予備のマウスパッドを持つ
マウスパッドを複数枚持っておくことも、長持ちさせるための有効な方法です。マウスパッドを一つしか持っていないと、掃除をした後に完全に乾くまで使用できません。
また、使用する環境や気分に合わせてマウスパッドを使い分けることもできます。お気に入りのマウスパッドを大切に長く使いたい方は、予備の購入も検討してみてはいかがでしょうか。
【材質別!】マウスパッドの買い替え時期は?

マウスパッドは消耗品であり、どんなに丁寧に扱っていてもいずれは寿命を迎えます。マウスパッドを買い替えるタイミングは、素材や使い方によって異なりますが、適切な時期に買い替えることで、常に最高のパフォーマンスを発揮することができます。
主要な3つの材質ごとに、買い替えを検討すべき具体的なサインや目安を解説します。ご自身のマウスパッドの状態をチェックし、最適な買い替え時期を見極めましょう。
布製
布製マウスパッドの買い替え時期は、およそ1〜2年が目安です。表面が毛羽立ってきたり、マウスの滑りが悪くなったり、汚れが落ちなくなってきたら、買い替えのサインです。
特に、マウスパッドの表面に凹凸ができてしまった場合や、マウスのセンサーがうまく読み取れなくなってきた場合は、早めの買い替えを検討しましょう。
プラスティック製
プラスチック製マウスパッドの寿命は、およそ2〜3年が目安です。布製に比べて耐久性は高いですが、表面に細かい傷が増えてくると、マウスの滑りが悪くなったり、音が気になったりすることがあります。
特に、同じ場所を頻繁に動かすことで特定の場所だけが擦れてしまい、マウスの滑りにムラが出てきた場合は、買い替えを検討しましょう。表面が白っぽく変色したり、割れやひび割れが生じたりした場合も交換が必要です。
ガラス・金属製
ガラスや金属製のマウスパッドは、非常に高い耐久性を持つため、買い替えの頻度は最も低いと言えます。寿命は10年以上とも言われ、半永久的に使える場合も多いです。しかし、表面に深い傷が入ってしまったり、滑り止めのゴムが劣化してマウスパッドが固定されなくなったりした場合は、買い替えのサインです。また、ガラス製の場合は、強い衝撃を与えて割れてしまった場合も交換が必要です。
【Q&A】マウスパッドの掃除でよくある質問

マウスパッドの掃除に関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
掃除の頻度や、洗剤の使用についてなど、実践的な質問にお答えします。正しい知識を持つことで、マウスパッドの掃除をより安全かつ効果的に行うことができます。
これからマウスパッドの掃除に挑戦しようと考えている方や、掃除方法について不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
マウスパッドはどれくらいの頻度で洗えばいいですか?
布製マウスパッドの場合、普段のお手入れは週に1回、本格的な水洗いは月に1回が理想的です。ただし、使用頻度や汚れ具合によって調整が必要です。毎日長時間PCを使用する方や、手汗をかきやすい方は、よりこまめな掃除を心がけましょう。
一方、プラスチック製や金属製の場合は、日々の乾拭きで十分ですが、汚れが気になった際にウェットティッシュなどで拭き取る程度で大丈夫です。
アルコール除菌シートを使っても大丈夫ですか?
基本的に、マウスパッドにアルコール除菌シートを使用するのは推奨されません。特に布製マウスパッドは、アルコールの成分で色落ちや素材の劣化を引き起こす可能性があります。
プラスチック製や金属製の場合は、素材によっては問題ないこともありますが、念のため製品の注意書きを確認するか、目立たない場所で試してから使用することをおすすめします。
マウスパッドが黄ばんできたのですが、どうすればいいですか?
マウスパッドの黄ばみは、手垢や皮脂による汚れの蓄積だけでなく、紫外線による日焼けや素材自体の経年劣化が原因であることがほとんどです。残念ながら、一度黄ばんでしまったマウスパッドを元の色に戻すのは非常に困難です。
無理に漂白剤などを使うと、素材を傷めてしまうリスクがあります。黄ばみが気になる場合は、買い替えを検討するタイミングかもしれません。
まとめ

マウスパッドは、日々のPC作業を快適にするための大切なアイテムです。定期的な掃除と適切なケアを行うことで、マウスの操作性を維持し、清潔な環境を保つことができます。本記事でご紹介した素材別の掃除方法や注意点を参考に、ご自身のマウスパッドに合ったお手入れ方法を見つけて、マウスパッドを長く大切に使ってください。
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