クレヨン

【専門家監修】子供が描いたクレヨン落書きの落とし方を徹底解説!おすすめのグッズも記載!

※当ページのリンクには広告が含まれています。商品リンクには新品在庫がない場合、中古のものも記載しています。

お子さんの自由な発想から生まれるクレヨンの落書きは、成長の証であると同時に親にとっては悩みの種ですよね。

壁や床、服にまで広がるカラフルな汚れを見て、途方に暮れてしまいます。そんなクレヨン落書きですが、

・クレヨンとクレパスの違いは?
・プロ監修のクレヨン落書きの落とし方
・クレヨン掃除をする上でおすすめする製品は?

と言う疑問を持つ方に向けて、今回はクレヨンの正しい掃除方法やおすすめの製品を分かりやすく紹介していきます。また、クレヨン掃除をする上でやってはいけないNG行為などもまとめましたので興味がある方はぜひお読みください。

この記事の監修は

中谷勇作

中谷勇作元某有名掃除会社8年勤務
元某有名掃除会社8年勤務
プロの掃除人が教える!日々の生活に使える掃除や収納のライフハックを発信しています。ぜひ参考にしてください!

\すぐ落ちるクレヨンの購入はこちらから!/

【根本を理解】クレヨンとクレパスの違いを知ろう

【根本を理解】クレヨンとクレパスの違いを記載する前の画像

「クレヨンとクレパス、どっちも同じじゃないの?」そう思っている方も多いのではないでしょうか。実はこの2つ、似ているようで全く異なる性質を持つ画材なんです。違いを理解することで、お子さんの年齢や描きたい絵に合わせた画材選びができるようになります。

この知識は、単に画材を選ぶだけでなく、落書きを落とす際にも役立ちます。それぞれの特性を知り、賢く使い分けていきましょう。

主な成分と硬さの違い

クレヨンとクレパスは、どちらも顔料を混ぜて作られていますが、その配合が大きく異なります。クレヨンは主成分が固形のワックス(ロウ)で、ワックスの割合が多いため硬く、描いた後にベタつきが少ないのが特徴です。

一方、クレパスはワックスと液体のオイルが主成分で、クレヨンよりもオイルの割合が多いため、柔らかく滑らかな描き心地です。

【プロ監修】クレヨン落書きの落とし方

クレヨン落書きの落とし方を記載する前の画像

お子さんの創造性が生んだクレヨンの落書きも、正しい方法で対処すればきれいに消すことができます。ここでは、ハウスクリーニングのプロも実践する効果的なクレヨン落としの方法を、場所別に詳しく解説します。大切なのは、素材を傷つけないように、適切な道具と手順を踏むこと。家にある身近なアイテムを活用しながら、賢くクレヨン汚れを落とす方法を学びましょう。

【事前準備】用意するもの

クレヨン落としを始める前に、まずは以下のアイテムを用意しておきましょう。特別な洗剤でなくても、ご家庭に常備されているもので十分です。これらのアイテムを適切に使い分けることで、素材を傷つけることなく、効果的にクレヨン汚れを落とすことが可能になります。

  • メラミンスポンジ
  • クレンジングオイル/サラダ油
  • 重曹
  • 歯磨き粉
  • 中性洗剤
  • 消毒用アルコール
  • 柔らかい布/マイクロファイバークロス
  • 古歯ブラシ

これらのアイテムを準備しておくことで、いざという時にスムーズに作業を始めることができます。

フローリングの落書きを完璧に落とす方法

フローリングはクレヨンの油分が染み込みやすいため、素早い対処が鍵となります。しかし、誤った方法でこすると、フローリングの表面を傷つけたり、ワックスを剥がしてしまったりする可能性があります。

ご家庭にある身近なアイテムを使い、フローリングの素材を傷つけずに汚れを落とす二つの効果的な方法を解説します。

油分で溶かす

油の画像

サラダ油やクレンジングオイルを少量、乾いた布につけて、クレヨン汚れの上から優しくこすります。クレヨンの油分が溶け出してきたら、別の乾いた布で拭き取ります。最後に固く絞った布で、油分と洗剤成分が残らないようにしっかりと拭き取ります。

油汚れに関してのより詳しくまとめている記事を下記にまとめましたので是非お読みください。

キッチンの油汚れを徹底的に落とす!専門家が教える効果的な掃除術この記事では、ハウスクリーニングの専門家が実践する、キッチンの油汚れを根本から解決するための効果的な掃除術を徹底解説します。汚れの原因から種類に合わせた洗剤の選び方まで、今日からできる実践的なノウハウをご紹介します。...
  1. クレンジングオイルを塗り込む
    ご家庭にあるクレンジングオイルを少量、乾いた布やコットンに取ります。メイクを落とすのと同じように、優しく円を描くようにしてクレヨン汚れの上から塗り込んでください。
  2. しばらく放置する
    汚れがひどい場合は、クレンジングオイルを塗った状態で数分間放置します。こうすることで、オイルがクレヨンにしっかりと浸透し、汚れが浮き上がりやすくなります。
  3. 拭き取る
    最後に、別の清潔な布やペーパータオルで、溶け出したクレヨンとオイルを優しく拭き取ります。この時、ゴシゴシこすらず、汚れを吸い取るように丁寧に拭き取るのがポイントです。

アルコールで拭く

スプレーする画像

消毒用アルコールを布につけて拭き取ります。ただし、ワックス加工が施されているフローリングの場合、ワックスが剥がれてしまうことがあるため、必ず目立たない場所で試してから行いましょう。

  1. アルコールを布に染み込ませる
    まず、消毒用アルコールを清潔な布やペーパータオルに少量染み込ませます。直接フローリングにスプレーするのではなく、必ず布に含ませてから使うようにしてください。
  2. 優しく拭き取る
    アルコールを染み込ませた布で、クレヨンの落書き部分を優しく拭きます。アルコールがクレヨンの油分を溶かすので、力を入れなくても汚れが浮き上がってきます。
  3. 乾拭きで仕上げる
    クレヨン汚れが落ちたら、最後に乾いた布でアルコール分をしっかりと拭き取ります。ワックスがけされたフローリングの場合、アルコールがワックスを剥がしてしまうことがあるため、必ず事前に目立たない場所で試してから行ってください。

服や布の落書きを完璧に落とす方法

衣類を表している画像

お気に入りの服についたクレヨン汚れは、普通の洗濯だけではなかなか落ちません衣類を傷めずにクレヨンを落とす前処理の方法をご紹介します。

  • クレンジングオイル
    クレヨンの油分をクレンジングオイルで溶かします。汚れた部分にクレンジングオイルを直接つけて、指で優しく揉みこみます。油分が浮き出てきたら、水で洗い流し、いつも通り洗濯機で洗います。
  • 固形石けん
    固形石けんをクレヨン汚れに直接塗りつけ、古歯ブラシなどで優しくこすります。その後、お湯で洗い流し、洗濯機で洗います。

【専門家推奨】クレヨンを落とす上でおすすめするグッズ

クレヨンを落とす上でおすすめするグッズを記載している画像

ご家庭にあるものでもクレヨン汚れは落とせますが、専用のクリーナーを使うと、より安全かつ効率的に作業が進められます。数あるクリーナーの中から、専門家も推奨するアイテムをいくつかご紹介します。

これらのアイテムは、クレヨンの特性を考慮して開発されているため、素材を傷めにくいというメリットがあります。

落書き落とし クリーナー 480ml

このクリーナーは、壁やフローリング、家具など、様々な素材に対応したマルチタイプの落書き落とし剤です。主成分がアルコールや界面活性剤であるため、クレヨンの油分を素早く分解し、拭き取るだけで簡単に汚れを落とすことができます。スプレータイプなので広範囲の落書きにも使いやすく、家庭に一本あると非常に便利です。

落書きクリーナー 壁紙洗剤

特に壁紙の落書きに特化したクリーナーです。壁紙の素材を傷めにくい成分配合がされており、ビニール壁紙はもちろん、デリケートな素材にも安心して使用できます。スプレーした後にしばらく放置し、布で拭き取るだけで、壁に染み付いたクレヨン汚れがすっきりと落ちます。

コモライフ 植物由来壁紙クロスクリーナー

お子さんやペットがいるご家庭に特におすすめなのが、こちらの植物由来のクリーナーです。合成化学物質を含まず、天然成分でできているため、安心して使うことができます。環境に配慮しながらも、クレヨンや手あかなどの汚れをしっかりと落とす洗浄力を持っています。

汚さないためには…?

汚さないためにどうするかを書く前の画像

クレヨンの落書きを落とすのは大変な作業ですが、そもそも「汚さない」という予防策も重要です。ここでは、落書きを未然に防いだり、万が一汚れても簡単に落とせるような画材選びの方法について解説します。

すぐに落とせるクレヨンを使う

最近では、水で簡単に落とせる「水性クレヨン」や、ウェットティッシュで拭き取れる「お絵かきボード」など、汚してもすぐに拭き取れるアイテムが多数販売されています。最初からこういったアイテムを選ぶことで、親御さんの掃除の負担を大幅に減らすことができます。

YPLUS ピーナッツクレヨン 12色

お子さんが握りやすいピーナッツ型が特徴のクレヨンです。通常のクレヨンよりも太く、折れにくい設計になっています。また、手が汚れにくい素材で作られているため、小さなお子さんが初めて使うクレヨンとして最適です。

クレヨラ (Crayola) クレヨン 24色

クレヨラ社のクレヨンは、その鮮やかな発色と安全性で世界的に有名です。100年以上にわたってクレヨンを作り続けてきた老舗ブランドであり、子どもたちが安心して使えるように厳しい安全基準をクリアしています。

クレヨン掃除に関してのよくある質問

クレヨン掃除に関してのよくある質問を書いている画像

クレヨンの落書きは、様々な場所に広がるため、対処法に悩む方が多いようです。クレヨン掃除に関してよく寄せられる疑問とその回答をまとめました。これらの質問と回答は、実際に多くの家庭で試され、効果が実証された方法に基づいています。

よくある悩みを事前に解決しておくことで、いざという時にも焦らず、落ち着いて対処できるようになります。

クレンジングオイルが使えるって本当ですか?

A. はい、本当です。

クレンジングオイルは、メイクの油分を溶かすためのものです。クレヨンの主成分も油分であるため、同じ原理で汚れを分解し、落とすことができます。特に、壁紙やフローリングの落書きに効果を発揮します。

壁の落書きを消す際、壁紙を傷つけないか心配です。

A. 素材に合わせた方法を選び、目立たない場所で試すことが重要です。

ビニール壁紙は比較的丈夫ですが、紙製の壁紙は非常にデリケートです。メラミンスポンジや歯磨き粉は研磨効果があるため、強くこすりすぎると壁紙の表面が削れてしまうことがあります。どちらの場合も、まずは壁の隅など、目立たない場所で試してから作業を始めましょう。

服についたクレヨンは洗濯機で普通に洗うだけでは落ちませんか?

A. ほとんどの場合、落ちません。

服についたクレヨンも油分が繊維に入り込んでいるため、ただ洗濯するだけでは汚れが広がるだけで落ちにくいです。洗濯機に入れる前に、固形石けんやクレンジングオイルなどで前処理をするのが効果的です。

クレヨンの汚れを落とすのに、アルコールは使えますか?

A. はい、使えますが、素材に注意が必要です。

アルコールには油分を分解する作用があるため、クレヨンの落とし方として有効です。ただし、素材によっては変色したり、傷んだりすることがあります。特に、デリケートな素材や塗装された家具に使う場合は、事前に必ず目立たない場所で試してください。

まとめ

クレヨンの落書きは、お子さんの成長の証でもありますが、時には悩みの種にもなります。しかし、この記事でご紹介したように、クレヨンとクレパスの違いを理解し、素材に合った正しい方法で対処すれば、きれいに落とすことができます。

また、最初から汚れにくいクレヨンや水で落とせるクレヨンを選ぶことで、落書きのストレスを軽減することも可能です。

ABOUT ME
中谷勇作
元某有名掃除会社8年勤務 プロの掃除人が教える!日々の生活に使える掃除や収納のライフハックを発信しています。ぜひ参考にしてください!