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冷蔵庫は毎日の食卓を支える大切な家電ですが、いつの間にか汚れている・掃除が面倒と感じている方も多いのではないでしょうか。
庫内の汚れを放置すると、雑菌やカビが繁殖し、食品の鮮度を損なうだけでなく、食中毒の原因にもなりかねません。そんな冷蔵庫ですが、
・冷蔵庫掃除のメリットと重要性は?
・掃除を始める前の準備は?
・おすすめの冷蔵庫が知りたい!
と言う疑問を持つ方に向けて、今回は冷蔵庫の掃除方法を徹底解説していきます。また、冷蔵庫掃除のメリットや掃除を始める前の準備に関しても記載していますので興味がる方はぜひお読みください。
この記事の監修は

- 元某有名掃除会社8年勤務
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元某有名掃除会社8年勤務
プロの掃除人が教える!日々の生活に使える掃除や収納のライフハックを発信しています。ぜひ参考にしてください!
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冷蔵庫掃除のメリットと重要性

冷蔵庫は、私たちの食生活を支える重要な家電製品ですが、日々の使用によってさまざまな汚れが蓄積されていきます。
食材のカスやこぼれた液体、野菜の土などが、庫内の不衛生な環境を作り出し、雑菌やカビの温床となることがあります。
これらの汚れを放置すると、食品の鮮度が落ちやすくなるだけでなく、食中毒のリスクを高め、嫌な臭いの原因にもなります。
掃除を始める前の準備

冷蔵庫掃除を効率的かつ安全に行うためには、事前の準備が非常に重要です。いきなり掃除を始めるのではなく、まずは計画を立て、必要なものを揃えておくことで、スムーズに作業を進めることができます。
電源をオフにする
冷蔵庫掃除の際は、まずコンセントを抜いて電源をオフにすることが最も重要です。これは、感電事故を防ぐための安全対策であると同時に、電気代の節約にもつながります。
電源が入ったまま長時間ドアを開けていると、庫内を冷やそうとコンプレッサーが稼働し続け、無駄な電力消費が発生してしまいます。
中身を全て取り出す

冷蔵庫を掃除する際は、まず中身を全て取り出すことが重要です。そうすることで、冷蔵庫の隅々まで汚れを確認し、徹底的に掃除できます。
中身を出す際は、この機会に賞味期限切れの食材や、傷んでいるものがないかを確認して処分しましょう。
必要アイテム
掃除を始める前に、以下のアイテムを準備しておくと便利です。
- アルコールスプレーまたは重曹水
- 清潔なタオル複数枚
- 歯ブラシ
- 食器用洗剤
- キッチンペーパー
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【場所別】掃除の具体的な手順と場所別のコツ

冷蔵庫の掃除は、庫内全体から各部屋、細かい部分まで、場所ごとに異なるアプローチが必要です。それぞれの場所の特性を理解し、適切な方法で掃除することで、より徹底的に汚れを落とすことができます。
たとえば、棚やドアポケットは取り外して丸洗いできますが、庫内の壁は拭き掃除が中心になります。
庫内全体【棚・ドアポケット・壁】

まず、取り外せる棚やドアポケットを全て外し、食器用洗剤を使って丸洗いしましょう。洗った後は、水気をしっかりと拭き取り、完全に乾かしてから戻します。次に、アルコールスプレーや重曹水を染み込ませたタオルで、庫内の壁や天井を丁寧に拭いていきます。
- 棚やドアポケットを外して洗う
取り外せる棚やドアポケットを全て外し、食器用洗剤を使って丸洗いします。洗った後は、水気をしっかりと拭き取り、完全に乾かしてから戻しましょう。 - 壁や天井を拭く
アルコールスプレーや重曹水を染み込ませた清潔なタオルで、庫内の壁や天井を丁寧に拭きます。特に隅や奥は汚れが溜まりやすいので、念入りに拭き上げてください。 - パッキンを掃除する
ドアのゴムパッキンは、カビや汚れがつきやすい場所です。歯ブラシにアルコールスプレーを少量つけ、細かい溝の汚れをかき出すように掃除しましょう。
野菜室、冷凍室

冷蔵庫の各部屋は、それぞれ異なる汚れがたまりやすいため、場所ごとに掃除のポイントを押さえることが大切です。
- 冷蔵室
食品のカスやこぼれた液体など、目に見える汚れをキッチンペーパーなどで拭き取ります。その後、アルコールスプレーを使い、全体を拭き上げます。 - 野菜室
野菜くずや土汚れがたまりやすい場所です。取り外し可能なトレイは丸洗いし、本体もきれいに拭き取ります。 - 冷凍室
霜取り機能がない場合は、まず庫内の霜を溶かします。熱いタオルを当てるなどして、無理やり剥がさないように注意しましょう。冷凍食品が傷まないように、素早く作業を終えることが大切です。
冷蔵庫を掃除する上での注意点

冷蔵庫の掃除を安全かつ効果的に行うためには、いくつかの重要な注意点を守ることが不可欠です。これらのポイントを無視してしまうと、冷蔵庫本体を傷つけてしまったり、健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。
特に、洗剤の選び方や掃除の方法、そして掃除後の対応を間違えると、かえって冷蔵庫の劣化を早めてしまうことにもつながります。
電源をオフにしよう
掃除を始める前には、必ずコンセントを抜いて電源をオフにしましょう。これは、掃除中の感電事故を防ぐための最も重要なステップです。
また、電源を入れたまま長時間ドアを開けていると、冷蔵庫が冷やそうとして余計な電力を消費してしまい、電気代の無駄につながります。
安全のため、そして冷蔵庫の効率的な運転のためにも、必ず電源をオフにしてください。
強い洗剤はやめよう
冷蔵庫の内部は食品を保存する場所であり、またデリケートなプラスチック素材が多く使われています。そのため、塩素系漂白剤や強い酸性・アルカリ性洗剤の使用は避けるべきです。これらの洗剤は、冷蔵庫の塗装や素材を傷つけたり、有毒ガスを発生させたりする危険性があります。
安全な掃除のためには、食品にも安心して使える中性洗剤や、重曹水、アルコールスプレーなどを利用しましょう。
庫内を傷つけない工夫
冷蔵庫の壁やパッキン、棚などは、硬いブラシやたわしで強くこすると傷がついてしまいます。傷がつくと、そこに汚れが溜まりやすくなり、かえって不衛生な環境を作ってしまうことになります。
掃除には、柔らかい布やスポンジ、歯ブラシなどを使用し、優しく汚れを拭き取るように心がけましょう。特にパッキンの溝は、歯ブラシで優しくかき出すのが効果的です。
専門家が教える!冷蔵庫掃除の時短テクニックと予防策

冷蔵庫の掃除は手間がかかるものですが、ちょっとした工夫やテクニックを知っておけば、作業時間を大幅に短縮できます。また、日頃から簡単な予防策を講じておくことで、大掃除の手間を減らすことも可能です。
これから紹介するテクニックは、専門家も実践している効果的な方法です。これらの方法を取り入れることで、無理なく冷蔵庫を清潔に保つことができるでしょう。
重曹・セスキ炭酸ソーダ活用術

掃除の時短には、便利なアイテムをうまく活用することがポイントです。重曹は、研磨作用と消臭効果があり、庫内のこびりつき汚れを落としながら、嫌な臭いを消してくれます。また、ベタつきが気になる油汚れには、セスキ炭酸ソーダが効果的です。
水に溶かしてスプレーボトルに入れ、汚れに直接吹きかけて拭き取るだけで、驚くほどきれいに落ちます。これらのアイテムを常備しておくと、いざという時の掃除に役立ちます。
\プロがおすすめする掃除アイテム/
掃除後のひと工夫
掃除が終わった後のひと工夫で、きれいな状態を長持ちさせることができます。掃除が完了したら、すぐに食品を戻すのではなく、電源を入れて庫内の温度が安定してから戻しましょう。
また、食品を戻す際には、賞味期限が近いものから手前に置くなど、使いやすい配置を心がけることで、食品の無駄をなくし、整理整頓された状態を維持できます。
効率的な掃除の頻度
冷蔵庫の汚れを溜めないためには、掃除の頻度を習慣化することが大切です。大掃除は月に1回程度を目安に行い、普段から週に1回は簡単な拭き掃除をするようにしましょう。
この習慣をつけることで、汚れがこびりつくのを防ぎ、大掃除の手間を大幅に減らすことができます。特に冷蔵庫のドアパッキンや野菜室は、こまめにチェックして掃除するのがおすすめです。
冷蔵庫を変えるべきタイミング・症状

冷蔵庫は高価な買い物であり、一度購入すると長期間使用する家電です。しかし、いつか必ず寿命が訪れます。買い替えのタイミングを見極めることは、電気代の節約や突然の故障による不便を避ける上で非常に重要です。
これから紹介する症状は、冷蔵庫が寿命を迎えつつあるサインかもしれません。これらの兆候に気づいたら、修理か買い替えかを検討する良い機会です。
寿命の目安
冷蔵庫の寿命は、一般的に10年から14年程度と言われています。これは、冷蔵庫の主要部品であるコンプレッサーや冷却装置などが、その期間で劣化することが多いためです。
また、メーカーが修理用部品を保有する期間は、製造終了から約9年間と定められていることがほとんどです。そのため、購入から10年以上経過している冷蔵庫が故障した場合、修理が困難になる可能性が高くなります。
冷却機能の低下

冷蔵庫の最も重要な機能は、食材を冷やすことです。もし、冷蔵庫の中が以前より冷えにくくなった、製氷機で氷ができない、冷凍庫の食品が溶けるといった症状が見られる場合、冷却機能が低下しているサインです。
これは、冷却装置やコンプレッサーの故障が原因である可能性が高く、冷蔵庫の寿命が近づいていることを示唆しています。
異音や振動の増加
冷蔵庫は動作中にブーンという音を発しますが、通常とは違う大きな音や振動がするようになったら注意が必要です。ガタガタ・カラカラといった異音は、内部の部品が故障している可能性があります。
また、冷蔵庫の比較的近くにある電子レンジですが、実はこれも寿命による故障が付きものです。適切な掃除をし、長持ちさせましょう。

おすすめの冷蔵庫3選

冷蔵庫の買い替えを検討する際、どのモデルを選べば良いか迷う方も多いでしょう。一人暮らしからファミリー向けまで、さまざまなニーズに応えるおすすめの冷蔵庫を3つご紹介します。これらのモデルは、それぞれ特徴が異なり、ライフスタイルやキッチンのスペースに合わせて最適な選択ができるよう厳選しました。
COMFEE’ 冷蔵庫 90L 2ドア
一人暮らしやセカンド冷蔵庫におすすめなのが、COMFEE’の90L 2ドア冷蔵庫です。コンパクトなサイズながら、冷蔵室と冷凍室が分かれているため、使い勝手が非常に良いです。シンプルなデザインで、どんなインテリアにも馴染みやすいのもポイント。冷凍食品やアイスクリームなども安心して保存できるので、自炊をしたい一人暮らしの方にぴったりです。
東芝 冷蔵庫 幅65.0㎝ 509L
ファミリー層におすすめなのが、東芝の「VEGETA」シリーズです。このモデルは、野菜室が真ん中にあるのが大きな特徴で、重い野菜もかがまず楽に取り出せます。独自のうるおいラップ野菜室により、野菜の鮮度を長期間キープできるため、まとめ買いをするご家庭に最適です。大容量ながらスリムな設計で、キッチンスペースを有効活用したい方にもおすすめです。
ハイセンス 冷蔵庫 幅47.5cm 124L
こちらも一人暮らし向けのモデルですが、冷凍庫が34Lと比較的大きく、冷凍食品を多くストックしたい方におすすめです。耐熱トップテーブル仕様なので、冷蔵庫の上に電子レンジなどを置くことができ、限られたスペースを有効活用できます。冷凍保存をよく利用する一人暮らしの方や、セカンド冷蔵庫としても使いやすいモデルです。
まとめ

冷蔵庫は、私たちの健康と食生活を支える重要な家電です。定期的な掃除は、食材の安全を守り、冷蔵庫を長持ちさせるために欠かせません。この記事で紹介した掃除のコツや注意点を参考に、ぜひご自宅の冷蔵庫を清潔に保ってください。
冷蔵庫だけではなく、キッチン全体を通して綺麗にしたい方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
